header_看護実践能力の獲得を支援するe-Learning
What’s New
プロジェクト活動ブログ
取組全体概要
2005年度活動実績
2006年度活動実績
2007年度活動実績
現代GPとは
関連リンク
CanGoの由来
お問い合わせ
ホーム
menu_foot
大阪府立大学
menu_foot
取り組みの背景:看護職に対する時代の要請 bar_l bar_c bar_r

 医療の高度化、患者様のニーズの多様化に伴い、看護教育機関に対し、看護実践能力(患者の状況を的確に把握・分析し、適切な看護を実践できる能力)を備えた看護職の人材育成が求められています。この社会的ニーズに対応するために教育内容や教授方法の一層の質的な改善を図り、学生が効果的に学習できる新しい環境を提供していく必要があります。
病院などで行う臨地実習は、実際の患者様に接することができ、看護実践能力を養うために非常に有効な学習機会で、この場で看護学生は非常に多くのことを学びます。そのため、看護教育では必須のカリキュラムとなっています。しかし、実習施設はいろいろな場所に点在していますし、大学と同等の学習環境(図書館やインターネット、情報機器)が必ずしも整備されているわけではありません。そこで、この臨地実習をeラーニングという方法を使って補うことによって、学習環境を整えるとともに、さらに学習の質を高められるのではないかと考え、本取組を提案しました。
取り組みの目的・目標 bar_l bar_c bar_r

 本取組では、看護実践能力を備えた人材を育成するために、(1)すでに学んだ看護専門知識の整理・統合(2)看護技術の習得、および(3)看護問題解決能力の向上目的として、看護実践事例学習用eラーニング教材を開発し、看護学生が利用しやすい環境を整備します。
 
このeラーニングは、看護教育のカリキュラムの中で実施している講義・学内実習・臨地実習の学習上の問題を解決するために、それぞれの学習形態の間を補完し、学内外での学習活動の効率化と利便性の向上を図り、学生の主体的な学習態度を育成することを目的としています。

【 目 標 】
1)看護事例教材を体系化して
100事例開発し、教材データベースの構築
2)看護学生が利用しやすい
ユビキタス・オン・デマンドな学習支援環境の構築

教材の概要 bar_l bar_c bar_r

 開発する事例教材は、対象者や看護場面をイメージしやすいように、音声や画像などのマルチメディアを活用します。
 既に開発済みのプロトタイプ※では、学習モード1で学習者の思考過程を整理できるよう、事例の分析ポイントを段階的に提示します。学習モード2は関連する知識、看護技術、演習問題などを学習できます。これらのデジタル副教材は、再構成し、二次利用することにより、新しい教材の作成や追加も容易にします。

※ 文科省科研費 基盤研究(B)(2)15390666「看護職における問題解決型思考育成のためのE-learningに関する研究」(研究代表者 真嶋由貴恵)

ユビキタス・オン・デマンド学習支援環境 bar_l bar_c bar_r

 臨地実習中や自己学習において、インターネットや情報通信機器を利用して看護学生の学習を支援します。ユビキタス・オン・デマンド学習支援環境の構築は、インターネットでの利用はもちろんですが、インターネットが整備されてい
ない、あるいは病院などの制限された実習環境でも、学生自身が作成した「デジタル看護辞典」で容易に学習できる点でユニークです。学生は、自分用の「デジタル看護辞典」を作成することにより、情報活用能力と共に主体的な学習姿勢が培われていくと考えられます。
プロジェクト実施体制 bar_l bar_c bar_r

 学内の組織化を行ない、併せて教材開発を効率的に進めるため、民間企業のサポートを得ながら、プロジェクトを推進していきます。
 本取組での教材開発体制や手法、及びプログラム評価における知見は、今後の大学でのeラーニングコース開発において参考になるものと思われます。

プロジェクト実施体制 プロジェクト(CanGo Project)メンバー

※クリックすると別ウインドウで開きます

社会的貢献 bar_l bar_c bar_r

本取組を展開することによって、
高度な看護実践能力を持った看護職の創出を可能にし、看護の質向上に寄与する

看護問題解決能力育成用eラーニング教材の充実により、学内だけでなく、社会でもその教材を活用できる

教育方法を開発することから、看護教育分野でのeラーニングモデルの構築を可能にする

看護職の情報活用能力と教員の教育実践能力の向上を図ることに寄与できる
と考えています
スケジュール bar_l bar_c bar_r

全体スケジュール

※クリックすると別ウインドウで開きます

footer_大阪府立大学
OSAKA PREFECTURE UNIVERSITY