CNSコース(博士前期課程)

専門看護師(CNS)コース

専門看護師認定コースを受けているコースが10分野あります。
高度専門職業人の育成をめざす教育目的にそって、看護の専門的実践に寄与できる教育を行っています。

※専門看護師制度とは:複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかることを目的としています。

(日本看護協会HPより)

急性看護学分野

クリティカルケア看護において、患者・家族に対するケアの中心にある苦痛緩和を軸とした全人的ケアを基に、人間の反応を細やかに捉えて危機状態を見抜く力とその対応が丁寧に実践できるよう思考とスキルをトレーニングしていきます。そして、高度な看護実践に欠かせない判断力と技術、倫理的感受性を身につけていけるような自己研鑽方法も学習していきます。

慢性看護学分野

慢性疾患を持つ対象を理解しケアするための理論やモデルを学びます。
さらに、各自のサブスペシャリティにおいては、臨床講義や患者会の企画・運営、演習を通して実践的に学んでいきます。
様々なサブスペシャリティの本学修了生の慢性疾患看護専門看護師が授業や臨床講義、臨地実習を担当する恵まれた環境の中で、専門看護師としての基礎を養います。

がん看護学分野

臨床現場でのがん医療・看護での困難や疑問に思った現象を解決し、倫理的感性を高めていくために、がん医療・看護に関する知識を深め、がん患者とその家族、およびその人々を取り巻く多職種への対応スキルについて、学生生活全般を通して学習していきます。
授業は現役のがん看護専門看護師と触れ合う機会も多く、シミュレーション教育や実習では直接指導を受け、その姿勢に学びながらがん看護専門看護師になるための素養を身につけていきます。

感染看護学分野

消毒、滅菌、無菌操作の基礎を踏まえて、病院感染の問題に対する臨床的応用について学ぶとともに、今日の病院内の感染症の様相およびそれらの感染症に関連する問題の特徴をふまえた適切な感染防止方法について検討します。また、小児から高齢者までの感染症患者の特徴をふまえた治療および看護方法について考究します。

小児看護学分野

子どもとその家族を取り巻く社会の変化や彼らに及ぼす影響を理解し、発達理論をベースにあらゆる健康レベルにある子どもとその家族をアセスメントする力、看護を実践する力、さらに小児看護学の課題を追究しその課題に取り組み力を培っていきます。
修了生の小児看護専門看護師とのディスカッションを通して互いに切磋琢磨できるような機会を設けています。

家族看護学分野

CNSコースでは、家族を看護の対象とし、家族が本来有する機能と家族の健康に関するケア機能を高める援助を探求します。
そのため、高度な専門知識と技術を持った専門看護師の質の維持と向上を目指した専門看護師教育課程の基準に従い、将来専門看護師を目指すコースです。

地域看護学分野

地域看護実践の基盤となるコミュニティ・アセスメントの方法を理解し、実習地域のコミニュティ・アセスメントを実施し、それに基づき、実践プログラムの立案、実施、評価について習得します。
また地域特性に合わせた保健師活動を理解し、CNSの6つの役割にそった実践能力を育成します。

精神看護学分野

精神障害者を看護するうえで基盤となる専門的な理論やスキルの学修を通して、臨床で実践している看護の意味を確認するとともに、卓越した実践力を身につけることを目指しています。
また、一般病院における精神看護へのニーズに応えるリエゾンCNSの実践力の育成を目指しています。
精神科での臨床を続けながら、3年間で修了した先輩もいます。

老年看護学分野

老人看護専門看護師コースでは、複雑で多様な健康問題をもつ高齢者と家族の多角的なアセスメントに基づき、QOLの向上を目指す卓越した看護実践能力を養います。
そのため専門科目においては、地域や施設、病院での先駆的な取り組みを行っている看護職や老人看護専門看護師等を講師に迎え、実践に即した学習の機会をもつとともに、高齢者の健康問題に関する理論や概念を理解し、実践への適用について学びます。

在宅看護学分野

わが国では在宅医療が推進され,在宅看護専門看護師に対する期待は大きく、求められる役割は、ますます拡大していきます。
充実した実践現場の教授陣と実習施設、実習指導者を有し、病院の退院支援や訪問看護ステーションでの実践において、専門看護師に課せられる6つの役割(実践・相談・調整・倫理・教育・研究)を果たせる人材を育成します。