人・環境支援看護学領域

専門教育 ―博士前期課程―

人・環境支援看護学領域

看護を必要とする人々および看護職者自身への支援を、看護を提供する多様な環境への考察と併せて、看護技術学、看護情報学、看護管理学、看護教育学の4分野より探求する。
これら看護学の基礎的、共通的学問分野から実践科学としての看護学の体系化に貢献できる実証的・開発的研究を行う。

看護技術学分野

看護問題の解決に用いられる看護技術の科学的根拠やそれに関連する理論について探求し、看護実践の場において提供される看護技術の実証的、開発的な研究を行う。

看護技術学特論 I

看護ケアの中に含まれる看護技術を構成する要素を抽出し、その理論的背景について探求する。看護技術学分野における先行研究についてクリティークし、看護技術研究の課題と展望を考察する。

看護技術学特論 II

看護技術提供をする上で必要となる健康状態のアセスメント方法について理解する。看護技術提供の根拠となる考え方と評価法について探求する。対象者の健康レベルや看護実践の場に応じたよりよい看護技術を開発するための課題や研究方法を検討する。

看護情報学分野

看護情報学は、看護実践、看護管理、看護教育など看護のあらゆる領域を対象とすることが特徴の一つであり、研究内容も幅広いです。当分野では、量的研究により、関連因子の検証や、介入効果の検証などを行います。

看護情報学特論 I

看護情報学について学びを深めるとともに、看護情報学分野における先行研究をクリティークし、看護情報学分野における課題を考察する。

看護情報学特論 II

看護情報学分野における先行研究をクリティークし、看護情報学分野における課題を考察する。加えて、データマネジメントやデータ解析の知識と技術を学習する。

看護管理学分野

急速に変化する社会情勢とそれに対応する保健・医療・福祉システムを管理の視点から分析し、看護管理上の課題を明らかにするとともに、看護サービスの質の向上に寄与する看護管理のあり方を多角的に検討する。管理上の資源である人的・物的・経済的資源等を対象に、看護管理実践に根ざして実証的に研究する。

看護管理学特論 I

保健医療福祉機関、および地域における看護管理の基本となる管理諸理論について探求する。看護実践の場に軸足を置き、管理理論と実践の統合を目指す。具体的には看護管理に関連する概念、理論を学習するとともに実践プロセスに焦点を当て、看護管理者、専門看護師に求められる役割と機能を探求する。

看護管理学特論 II

看護管理学分野における研究を、システマティックレビューなどの文献検討の方法を用いて概観し、現状と課題を理解する。同時に、看護管理研究の枠組みと方法論を学習する。

看護教育学分野

看護教育を基礎教育、継続教育という側面からとらえて看護教育の本質を探求し、看護教育に関する諸理論および関連学問を活用して、看護ケアの質を高めるための教育的役割と機能、教育方法等についての研究を行う。

看護教育学特論 I

看護教育の歴史的・社会的背景をふまえて、看護ケアの質を高めるための教育的役割と機能を探求する。また看護における教育方法や生涯教育、および研究の動向を概観し、今後の課題を検討する。

看護教育学特論 II

基礎教育・継続教育における心理・社会的課題や法的・倫理的課題を検討し、看護の質を高めるための教育的働きかけと教育環境の整備に関する知識と技術の統合を目指す。それらをふまえて看護教育学研究の課題と研究方法を探求する。