家族支援看護学領域

専門教育 ―博士前期課程―

家族支援看護学領域

子ども、親、女性の健康生活を追求し、その家族や環境に合わせて、看護学の視点から高度なケアを提供するため、母性看護学、小児看護学、家族看護学の専攻分野において、諸理論を活用して、実証的研究を行う。

母性看護学分野

女性の健康増進、疾病予防に関して身体的、心理・社会的側面から健康問題との関連性を分析し、21世紀の女性の健康増進活動に寄与する看護を理論的、実践的に追求する。また、周産期周辺にある女性と家族のウェルネス、ウェルビーイングを主眼とした健康維持、増進ならびに疾病予防に関するリスクアセスメントに基づく看護援助について、諸理論を活用し、実践的な研究を行う。

母性看護学特論

リプロダクティブヘルス&ライツやwell-beingの観点から母性準備期・成熟期・継承期にある女性と子ども、パートナー、家族の健康生活の特性や課題を理解し、母性看護における主要概念や諸理論について学ぶ。さらに看護研究や看護実践への適応の可能性について探求する。

母性看護学援助特論

母性準備期・成熟期・継承期にある女性と子ども、パートナー、家族の健康生活の特性や課題に対して特論で学んだヘルスプロモーション、愛着、危機理論、役割理論、ソーシャルサポート等に基づくアセスメントの視点、援助方法、看護実践の評価について探求する。

小児看護学分野

発達的視点から子どもの健康生活を追求し、人格形成に必要な健康課題、その評価方法について探求する。また健康状態の変化による心身の反応をアセスメントする方法、および子どもとその家族の看護ケアに関する実証的な研究を行う。

小児看護学特論

子どもを取り巻く社会状況、生活環境を理解するとともに、子どもの成長発達、家族発達に関する諸理論について、その主要概念を学ぶ。さらに、わが国の文化や時代の変化のなかで、これらの理論を看護に適応していくための課題や、適応の可能性について探求する。

小児看護学援助特論

子どもやその家族が内包している健康問題に対する系統的包括的アセスメントについて学ぶ。また、子どもやその家族の状況を理解し、ケアを実践するために、基本となる小児看護倫理、セルフケア理論、ストレス・コーピングを中心にその諸理論を理解し、援助のあり方について探求する。

家族看護学分野

家族を看護の対象とし、家族が本来有する機能と家族の健康に関するケア機能を高める援助を探求する。また、家族に生ずる健康問題、それに関連した要因への看護援助について家族看護の諸理論を活用し、実証的な研究を行う。

家族看護学特論

家族看護における理論や研究の動向、家族ケアの動向について分析する。家族に関する社会的な制度、組織を調整し、家族看護における援助方法を開発、発展させるために必要な能力を修得する。

家族看護学援助特論

家族看護分野において卓越した看護実践能力を修得するために、さまざまな健康問題をもつ家族に対して、家族発達やシステムアプローチなどの理論を活用し、分析評価し、家族看護実践のあり方を探求する。