多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」 養成プラン

 

What’s New

2019年度 がん患者のライフステージにおける課題対応を志向した看護師養成コース(がん看護インテンシブコース)を開催いたします。【2019.5.24掲載】                             ※2019年6月3日(月)より受付を開始いたしました

2019年度 がん看護実践者養成セミナー を開催いたします【2019.5.24掲載】                    【2019.6.14更新】定員に達しましたので受付を終了いたしました

2019年度 がん看護講演会「どう支える?小児・AYA世代がん患者とその家族」を開催いたします。【2019.5.24掲載】

 

多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン

がんは、我が国の死因第一位の疾患であり、生涯のうちに約2人に1人が、がんにかかると推計されているなど、国民の生命及び健康にとって重大な問題となっており、新たながん対策が求められています。

「今後のがん対策の方向性について」(平成27年6月)や、「がん対策加速化プラン」(平成27年12月)などにおいては、ゲノム医療の実用化に向けた取組の加速化、小児がん及び希少がん対策、AYA(Adolescent and Young Adult)世代や高齢者等のライフステージに応じたがん対策のほか、緩和ケアに関する教育の推進等が、新たなニーズとして求められています。

そのため、本事業は、大学間の連携による「がん医療人材養成拠点」において、各大学の特色を生かした教育プログラムを構築し、がん医療の新たなニーズに対応できる優れた「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」を養成することで、我が国におけるがん医療の一層の推進を目的として実施します。

文部科学省HP

7大学連携個別化がん医療実践者養成プランとは

近畿圏の国公私立7大学9学部の医学、看護学、薬学、理工学系大学院研究科が相互連携し、多様化する新ニーズに対応した個別化医療を実践できるがん専門医療人の養成を推進する「7大学連携個別化がん医療実践者養成プラン」が文部科学省・平成29年度研究拠点形成費等補助金事業「多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン」に採択されました。

本プランでは、①ゲノム医療の実用化に向けた課題、②希少がん及び小児がんにおける課題、③異なるライフステージのがん患者に生じる特有の課題をテーマに掲げ、3つのタスクフォース(ゲノム・サイエンス、教育イノベーション、マルチパートナーシップ・アライアンス)が有機的に連携することによって、患者中心の個別化医療を実践できる多職種のがん専門医療人材の養成を目指します。

7大学連携個別化がん医療実践者養成プランHP

「7大学連携個別化がん医療実践者養成プラン」に関する調印式が行われました

2017年9月19日に本学と大阪市立大学、関西医科大学、近畿大学医学部・薬学部・理工学部、神戸市看護大学、神戸大学、兵庫医科大学の7大学9学部による、文部科学省平成29年度研究拠点形成費等補助金「7大学個別化がん医療実践者養成プラン」に関する協定書の調印式が執り行われました。

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大阪府立大学大学院看護学研究科における養成計画

ライフステージにおける課題対応がん看護専門看護師養成コース

近年、多様化するがん医療において、AYA世代や壮年期、老年期といった様々なライフステージにおける、就学・就労上の問題や、妊孕性の問題、遺伝性がんの問題、認知症における意思決定支援や治療継続の問題など様々な課題があります。

本コースでは、それらの課題に対し、講義や演習、実習を通じて、実践知や研究論文など多様な学習教材を活用し、ライフステージにおける問題を明確化し、効果的に解決できる方法を学びます。多職種と協働しながら高度な看護実践を提供し、かつ指導的役割を果たすことでがん医療やがん看護の質の向上に貢献できるがん看護専門看護師を養成することを目指しています。

教育内容の特色

がん看護実践で経験する多様な病態、状況に対応できる能力の育成を目指し、38単位教育課程を導入しています。「がん看護学特論」、「がん緩和ケア論」、「がん薬物療法看護論」、「病態生理学」など、がんやがん治療に伴う症状などをアセスメントする能力の向上や、患者のセルフケア能力の向上のための方略についての教育を強化し、エビデンスに基づいてケアを発展させる能力を育成します。

<対象者>

  • 看護師免許を有していること
  • 大学院博士前期課程への入学資格があること
  • がん看護専門看護師コース(ライフステージにおける課題対応がん看護専門看護師養成コース)を履修可能な程度のがん看護臨床実務能力があること

がん看護専門看護師コース学生募集パンフレット(PDF)

大阪府立大学大学院看護学研究科 博士前期課程がん看護学分野で修了した院生はCNSコース52名、修士論文コース7名、そのうち48名ががん看護専門看護師の資格を取得し、各地の医療機関で活躍しています。また、現在は6名(CNSコース)の院生ががん看護専門看護師を目指し在籍しています(2019年4月1日現在)

 

専門看護師とは

専門看護師は、対象のクオリティ・オブ・ライフの向上を目的として、個人、家族、および集団に対して、ケアとキュアの融合による高度な看護学の知識・技術を駆使して、対象の治療・療養・生活過程の全般を統合・管理し、卓越した看護ケアを提供する看護職者です。

<がん看護専門看護師とは>
がん看護専門看護師は、がん看護分野において、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族および集団に対しての水準の高い看護ケアを効率よく提供するために、がん看護分野の知識および技術を高め、保健医療福祉の発展に貢献し、併せて看護学の向上を図るという役割を担います。

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がん医療に強い専門看護師養成コース(インテンシブ)【2018年度開講】

先進的ながん医療についての内容を、専門的な立場にある講師陣から講義を受け、模擬患者を用いて医師や看護師、薬剤師など多職種でロールプレイを行うことで各専門種の役割や、個別化がん医療について探求することを目的としたコースです。

<対象者>看護学研究科博士前期課程 専門看護師コースの大学院生・修了生

<内容>

  • 新「共通特論Ⅰ」:臨床腫瘍学総論
  • 新「共通特論Ⅱ」:臨床腫瘍学各論
  • 模擬患者による多職種参加型個別化医療課題演習

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【2019年度】がん患者のライフステージにおける課題対応を志向した看護師養成コース(インテンシブ)

様々なライフステージにあるがん患者の抱える課題について理解し、がん患者が課題を克服できるような支援を考案できるようになることを目的としたコースです。

<対象者>がん看護経験のある看護師、看護系大学院生 leaf

<内容>

  • 「遺伝性腫瘍を有する患者と家族への支援」
  • 「がん患者の就業・就労についての支援」
  • 「認知症のある高齢がん患者への支援」

講義とディスカッションを組み合わせて行います。

▼がん患者のライフステージにおける課題対応を志向した看護師養成コース(インテンシブ)参加お申し込み

がん患者のライフステージにおける課題対応を志向した看護師養成コース(インテンシブ)参加お申し込みは、下記よりお願いいたします。                                        【申込期間:2019年6月3日(月)~】

 

<過去のコース>

2018年度がん看護インテンシブコースを開催しました

2018年度がん看護インテンシブコースを8月27日(月)、9月5日(水)に開催いたしました。近畿圏の病院、訪問看護ステーションに勤務する45名の看護職の方々にご参加いただきました。3名のがん看護専門看護師を講師に迎え、「遺伝性腫瘍を有する患者と家族への支援」、「がん患者の就業・就労についての支援」、「認知症のある高齢がん患者への支援」の3つのテーマについて講義及びディスカッションを行い、ディスカッションでは、講師が提示した事例について活発な意見交換が行われました。3つの講義を通してケアについて考える機会となり、ケアに生かしていきたい、職場に持ち帰って実践していきたいといった感想をいただきました。

 

 

 

平成29年度 がん患者のライフステージにおける課題対応を志向した看護師養成コース(インテンシブ)

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【2019年度】がん看護実践者養成セミナー

がん患者・家族が治療期から終末期に抱える様々な症状に対する緩和ケアや、がん治療に関する最新の知識について学び、患者の特徴をもとにアセスメントし、ケアを提供できるようになることを目的としたセミナーです。

<対象者>がん看護経験5年以上の看護師(学生は除く)

<内容>

  • SeminarⅠ「がん患者の抱えるトータルペインと看護」
  • SeminarⅡ「放射線療法の基礎と看護」
  • SeminarⅢ「最新のがん薬物療法と看護」

テーマによって講義と演習を組み合わせて行います。

▼がん看護実践者養成セミナー 参加申込み

がん看護実践者養成セミナー 参加申込みは下記よりお願いいたします。                   定員に達しましたので受付を終了いたしました【2019.6.14掲載】

 

<過去のセミナー>

2018年度がん看護実践者養成セミナーを開催しました

2018年度がん実践者養成セミナーを8月27日(月)、8月30日(木)に開催いたしました。                                    近畿圏の病院、訪問看護ステーションに勤務する看護職のべ151名の方々にご参加いただきました。「がん患者の抱えるトータルペインと看護」、「放射線療法の基礎と看護」、「最新のがん薬物療法と看護」の3つのテーマについて講義及び演習を行いました。実践的な内容が多く勉強になった、事例を検討することで1つ1つ考えることの大切さに気づいた、他の施設の人と情報交換することができ学びとなったなどの評価をいただきました。

 

 

 

平成29年度 がん看護実践者養成セミナー

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【2019年度】がん看護講演会

<テーマ>どう支える?小児・AYA世代がん患者とその家族

<対象者>がん医療に携わる医療従事者・大学院生

<内容>

  • 「AYA世代のがん治療と医療者が取り組むべき課題~妊孕性を支える~」                                          (今村 善宣 神戸大学医学部附属病院 腫瘍・血液内科 特定助教)
  • 「看護として小児・AYA世代の治療と発達の両立を支える」                         (鶴田 理恵 大阪市立大学医学部附属病院 がん看護専門看護師)

▼がん看護講演会 お申し込み

がん看護講演会 お申し込みは下記よりお願いいたします。                        【申込締切:2019年10月11日(金)】

 

<過去の講演会>

2018年度がん看護講演会を開催しました

2018年度がん看護講演会を「がんの個別化医療の現状と医療者の役割」をテーマに、9月29日(土)I-siteなんばにて開催いたしました。                                          近畿大学医学部ゲノム生物学教室 教授 西尾和人先生、兵庫医科大学病院 認定遺伝カウンセラー 鹿嶋見奈先生、兵庫県立がんセンター がん看護専門看護師 日下咲先生の3名を講師に迎え、各職種の立場から、がんの個別化医療における基本的な知識、遺伝性腫瘍をもつ患者・家族の支援の実際についてご講演いただきました。参加者からは、看護師に期待される役割、遺伝カウンセラーとの協働、看護師として実践できるケアについて学ぶことができた、どのようなケアを患者・家族に提供できるか考える機会となった、苦手意識をもちやすいテーマであるが非常にわかりやすかった、まだまだ知らない部分があり参考になったなどの感想をいただき、有意義な講演会とすることができました。