2015年度 マヒドン大学との交流・外国人招請教員授業・国際セミナー
2015 年度は以下のような学術交流、国際交流を行った
2014年に更新された、マヒドン大学看護学部並びに同大学医学部看護学科との学術交流協定の連携をより強化するため、情報交換の目的で本学教員2名がマヒドン大学シリラート校及びラマティボディ校を訪問し、それぞれの国際交流担当教員と交流を実施した。
国立研究開発法人科学技術振興機構による日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」に採択され、マヒドン大学大学院より学生4名を受け入れた。下記研修先の他、大阪府立大学羽曳野キャンパスにて基礎看護技術学に参加をしたり、本学院生が企画・実施をした、昼食会や運動会をで交流を深めた。
10月6日には研修生に自身の研究計画を発表してもらい、本学院生とのディスカッションの場も設けられた。
日 程 | 2015年9月24日~10月7日 |
受 入 数 | ラマティボディ校学生2名、教員1名、シリラート校学生2名 |
研 修 先 | 東京国立成育医療センター、江戸東京博物館、適塾、ゆう助産院、大阪府立母子保健総合医療センター、大阪府看護協会 |
交流イベント | 昼食会、運動会、修了式 |
博士前期課程の本学院生2名をマヒドン大学ラマティボディ校に派遣し、研修を実施した。
日 程 | 2016年2月5日~2月13日 |
派遣者 | 感染看護学分野1名、老年看護学分野1名 |
本年度はオレゴンヘルスサイエンス大学より看護教育学分野のKahie Lasater教授を招請し、大学う院生を対象とした看護研究法の授業及び研究指導を実施した。
科目名等 | 日時 | 内容 | |
看護学研究科の授業 | 看護教育学特論Ⅱ 看護管理・教育学演習 |
2016年 1月18日 |
講義「Concept-based learning」 概念に基づく学習 -博士前期課程17名、後期課程2名参加 |
看護教育学特論Ⅱ 看護管理・教育学演習 |
2016年 1月19日 |
講義「Simulation learning」 シミュレーションを用いた教育手法 -博士前期課程18名、後期課程4名参加 |
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看護教育学特論Ⅱ 看護管理・教育学演習 |
2016年 1月26日 |
講義「Evalution of learning, using rubrics」 ルーブリックを用いた学習評価方法 -博士前期課程18名、後期課程3名参加 |
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看護教育学特論Ⅱ | 2016年 1月29日 |
講義「Faculty development」 教員の能力開発 -博士前期課程17名、後期課程4名参加 |
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看護学類の授業 | 看護教育学 | 2016年 1月22日 |
講義「Clinical judgment development」 Dr.Kathie Lasaterによる、臨床判断モデルの紹介後、その能力涵養のための教育的アプローチ法の紹介。 ルーブリック評価の開発者でもあるLasater博士から精神研究成果についての講義をいただいた。 -看護学類生115名参加 |
2016年1月22日に第21回国際看護セミナーを開催した。
演題:「クリニカルジャッジメント―臨床判断能力を拓くために教育と実践をつなぐー」
講師:Kathie Lasater.Ed.D.,R.N.,A.N.E.F.,F.A.A.N.
(Professor,Oregon Health&Science University,School of Nursing)
参加者:学類生115名、大学院生11名、教員9名、臨床施設職員2名、他大学教員9名
・米国の看護教育におけるシミュレーション教育の実際についてその効果を検討した研究報告のプレゼンテーション
∇実践∇
・モデルを用いながら聴講者が実際に参加をした。