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看護学類でVRシミュレーションを活用した学習を導入しました~令和3年度ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業報告~

2022年12月19日と23日の2日間にわたり、大阪府立大学看護学類2年次『基礎看護技術学Ⅲ』のフィジカルアセスメントの授業で、看護教育用VR教材X Training for Nursing(株式会社コミュニケーション・プランニング)の基礎看護学のシナリオを活用した授業が行われました。

学生は症状のある患者さんに対し、VR上で問診やフィジカルアセスメント行うことで、患者の状態をアセスメントし必要な看護について考えるといった実践的な学習に取り組みました。この授業を通して看護に必要な実践能力について具体的に考え、今後の学習への動機づけとなったようです。

VR上の患者に対し、学生が問診をしている様子

VRを体験した学生の声

 

実際に患者を目の前にしてどのような項目を観察する必要があるのかを想定して行うことができた。リアルに症状を見ることができたのでとてもわかりやすかった。

とてもリアルなコミュニケーションをとることができていて驚きました。疾患のある人への問診をする機会はなかなかないので、このようにVRで行えるのはいい経験になると思いました。

患者さんが隣にいるということが、いつもと違って状態を直接見たり瞬時に対応しないといけないという緊張感につながって、実際に近い状態でアセスメント行えるのでとても良いと思いました。

実際に苦しそうな患者が目の前にいて、自分が今何をするべきか冷静に考えて行動できるようになるまでに時間はかかるかもしれないが、どちらにせよ何が正常かをわかっておかないと何をするべきか分からないので日々学んでいることの重要性を再認識する機会になった。

 

 

担当者:基礎看護学領域看護技術学分野 山口舞子

令和3年度文部科学省補正予算事業「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業」に大阪府立大学看護学類の申請が採択されました(記事はこちらから)